Diary
この月は何があったかな?他の月の日記は
こちらから
2004.Jun.29 (tue) Discussion
まだきちんと早寝早起きが続いております.
昨日突如BossのAhujaからメールがあり,今日の授業の後にTombo君のProjectについて話し合おうということに.まったく急すぎるぞ.おい.昨日の午後から大慌てで今までのデータを整理.なかなかまとまらない上,プリンタのインクの寿命が近づきプリントアウトは断念.しょうがなく手書きでスペクトラをかいた.で,DiscussionではAhujaの褒め上手癖炸裂!!褒められまくり!!でも,これはもう毎度のことだし誰にでもこう対応するので,嬉しくてもここで上手く乗せられて単に自分のやったことの発表に終わってしまうよりも,真剣な話に持ち込み,やつから有益な情報を引き出さないといけない.
結局30分話した結論としては;
今までやってきた方向性は間違っていない
バックグラウンドノイズを計測しよう.
TireのNoiseについてもっと深くエンジンRPMとの関係などもふまえて考える.
Truckの運ちゃんと友達になれ.
窓ガラスの透過係数もいずれ考えないとね.
人体に対する影響への考察は最後でよい.
最近になってようやく彼がTombo君に何をさせたいかが分かってきた気がする.
2004.Jun.28 (mon) 雨
最近毎日雨.といっても嵐っぽく1時間周期で降ったりやんだり.おかげで湿度は高いけど気温は最高28度に抑えられています.ジョージア人いわく7月が一番暑いらしいので,いまから覚悟しないと.
2004.Jun.27 (sun) 写真
Londonの写真をUPしました.PhotoGalleryのSummer2004をご覧ください.衛兵交代の動画も載せたかったのですが,サーバーの方で一つのファイルが1.5MB以下でないといけないという制約があり出来ませんでした.どうしても欲しい方はメッセンジャーかメールで送りますので,連絡ください.1つ7.6MBくらいあります.
2004.Jun.25 (fri) Keep early hours
昨日までLondon疲れというか,なんか生活に集中できないでいた上,体調が思わしくなかったので,昨晩から早寝早起きを実践することにした.で,今日は朝早くから図書館に行って研究.ランチは普段行かないJunior's GrillというTechの端にある食堂にてチーズバーガーセット.噂通り美味い.午後も研究.金曜は6時に図書館がしまるので,それにあわせて帰宅.なんともすばらしい生活だ.気分もとても爽快.がんばった分だけ夜はプレステ.日本にいた頃,全然やらなかったゲームも一緒に送ってもらったのでとても楽しい.あと今晩,実はTombo君,レースゲーム上手いこと判明.そんでもって夜は12時に就寝.すばらしい!
2004.Jun.22 (tue) テスト
昨日帰って来たというのに今日は中間テスト.まあ聴講のクラスだから成績が悪くても関係ないといえばそれまでだが,自分の専門に関係あるし,自分のBossの授業だから,悪い点は許されない.
て,気合を入れて朝から6時間くらい勉強したけど,結果は微妙ね.内容はほとんど理解できていたので自身はそこそこあったのだが,問題の穴埋め形式が何を入れてよいかわかならないあいまいなものだったこともあり,点数は良くなかった.ま,個人的に自分の理解が間違っていなかったことを確認できたのは良かった.
寮に帰ってきたら,日本から船便で送ってもらったものがやっと届いた.1ヶ月と1週間かかった.内容はプレイステーション!!おいおい,留学してまで遊び道具かよって思われてもしょうがないのだが,息抜きは必要.これでTombo君のすべての生活道具はそろった.今後の生活に期待!!
2004.Jun.21 (mon) 最終日
ホテルを10時にチェックアウトしたが,しばらく荷物はロビーに置かせてもらって近くの博物館に行った.このホテルは立地がすばらしく,自然史博物館とVictoria&Albert博物館に徒歩1分である.
まずは自然史博物館.ちょっとTombo君が予想していたのとはちがって,ここは恐竜や動物などの博物館.英語でNatural History MuseumというからHistoryがどうたらこうたらかと思っていたのでちょっと動揺.でも,どうやらTombo君的には大英博物館とかよりも全然こっちのほうが楽しかった.それに月曜ということもあってイギリスの小学生達がたくさん社会科見学にきていて,制服姿のかわいいお坊ちゃんお嬢さんを見ているだけでも楽しかった.ああ,自分もこういう小学生になってみたかったもんだ.ここの一つの見所としてはダーウィンの研究所がある.時間が会わなくて参加できなかったけど,毎日無料でダーウィンが実際にとってきたものなどの展示室ツアーが行われているらしい.
お次のV&A博物館.これはどういう趣旨かいまいち良く分からなかったのだが,世界中の有名な彫刻や美術などのレプリカを展示していた.あの有名なフィレンツェにあるミケランジェロのダヴィデ像もあった.大英博物館がエジプトに強いのに対しこっちはそれ以外といった感じだろうか.日本の武士のよろいなどもあったり,来ていたインド人らしき観光客が日本の漆塗りのお茶碗をみて綺麗だと言っていたのが印象的だった.外人から見るとこういうのが美しいのか.日本人にとっては全然普通のものなのに.こちらの博物館は30分しか時間が無かったのだが,どうやらTombo君には大英博物館よりも満足できた気がする.
帰りはまたGatwick空港からDeltaでAtlantaまで直行.帰りの飛行機の隣の席のアメリカ人のお姉さんはいかにも不良で,怖くて全然話をしなかった.
アメリカの入国審査では初めて指紋と写真撮影をさせられたが(Tombo君がアメリカに始めてきたときはまだこの手続きは導入されていなかった),恐ろしいほど簡単でものの30秒だった.それに黒人の審査官のアメリカ英語の聞きやすいこと!!ああ,やっと帰ってこれた!!と素直に感動した.イギリスは物価高いし,みんな気取ってる感じだし,道路が歩きにくいし,疲れる.
アメリカが今の自分には一番あっていることを再確認できたという点で,今回の旅は意味があったかな.(写真は今週末にUPします.)
2004.Jun.20 (sun) 爽快
今朝は7時に起きた.といっても12時間寝ていたことになる.頭のShakingはかなり良くなっていたが,体中の痛みはまだ完全に消えていなかった.泊まっているホステルは1日23ドルで男4人部屋,冷房なし,エレベーターなし,トイレ・バス共通というかなり最下級なのだが,朝食は出るとの事で,地下の食堂に行ってみた.この食堂がまたまた分かりにくい扉の奥にあり,地下で他にも迷っている女性2人組と遭遇.話を聞いてみると,なんと日本人.彼女らはYorkに留学中で昨日近くの公園で行われたレッド・ホット・チリペッパーズのライブを見に来たらしい.で,今日もうチェックアウトをするらしい.これから少し観光をするということだし,ガイドブックを持っていたので午前中だけ一緒に同行させてもらうことに.
とりあえずホテルから近いハロッズに行くものの,日曜はしまっていてアウト.外から写真だけ撮りました.
その後はバッキンガム宮殿へ衛兵交代を見に.恐ろしいばかりの人の集まりようでなかなかいいポジションを取れないうちに音楽が鳴って兵隊さんが宮殿に入っていった.それと同時に観光客もみんな宮殿側にかたまり,道路側は空っぽ.衛兵交代はこれだけでは終わらないだろうと信じて,空になった道路側の最前列を確保していたら,第二陣が到着.最前列で写真と動画をGET!!これはおいしかった.昨日の鬱憤をすべてこれで晴らしたかのような爽快感!!
その後はお決まりのようにBigBen,Tower of Londonに行った.ちなみにロンドンブリッジというのはあの有名な開閉式の橋ではなく,その隣のなんでもない普通の橋だって事しってました?あの有名な橋はTower Bridgeという名前でTower of Londonのお隣.ランチをその橋の近辺にあるPubでビールと共にFish&Chipsを頂いた.イギリス,物価は高いがビールは安い.なぜだ.需要と供給の関係か.
ランチ後,彼女らとは別れて一人で大英博物館へ. 全部見ると1日かかると言われていたが,Tombo君はいまいち興味がわかなくて,2時間ですべて見終わりました.最後にお目当てのロゼッタストーンも見てご満悦.足は死ぬほど疲れたが,イギリスはこういう博物館が無料なのがうれしいね.
夕方にはホテルに帰って,またスーツに着替え,いざロイヤルアルバートホールへ.ちょっとダフ屋から買ったチケットで本当に入れるか心配だったけど,じつはかんなりいい席.CLが良く見えるところだし,音響が悪いこの古いホールにしてはかなり前の方で音もOK.演奏はロイヤルフィルハーモニー管弦楽団だったが,実はあんまり上手いと思わなかった.ASOの方が上手いかも.それにパンフレットをもらおうとしたらきっちり2.5ポンド取られた.でも曲目はロシアンガラで,有名曲だけど今まで生で聞いたことが無い曲ばかりでよい経験だった.
曲目:ルスラン,プロコのロミジュリ(抜粋),キエフの大門,チャイコのP協1番,ダッタン人の踊り,スペイン奇想曲,マスカレード(ハチャトリアン),1812年,アンコール:剣の舞.
客がP協の各楽章毎に拍手をするのにはびっくりしたけど,最後の1812年では今朝見た衛兵さん達があの恰好でぞろぞろ登場してきて,大ファンファーレと共に本物の火薬を使って大砲の音を炸裂!!ホール中煙だらけになったけど,迫力満点.まあ,総合的に80点かな.
終わったのは9時50分だったのだが,ロンドンは外がまだ薄明るい.しかし,超寒い.体感温度5度くらい.アトランタの温暖な気候に慣れてしまっているので寒さは苦手.夕食をまだとっていなかったのでホテル近くのイタリア料理店に入って手軽くPizzaを食べた.イギリスにはイタリア料理店が非常にたくさんあり,Pizzaも本場イタリアを髣髴させるような薄いもの.アメリカのPizzaに慣れてしまっていたので大分新鮮だった.
何はともあれ,歩きつかれて12時には就寝.
昨日とは打って変わってすばらしい1日だったのでした.
2004.Jun.19 (sat) 暗い幕開け
時差の関係もありロンドンについたのは土曜の朝.でもここでまたちょっと遅れて7時にはなっていたかな.低血糖のせいで頭痛がするのか,気絶した際に頭をぶつけたのかどちらか良く分からないが,とにかく頭の調子が良くないのが一日中続いた.それ以外にも今日は良くないことが一日中起こる.
まずは空港での入国審査で就職面接に来たといったら,実際に就職するにはVISAが必要だとか,今の状態では何日以内に出国しなくてはいけないとかいろいろ説明されて無駄に長い時間をとってしまう.初めから観光だと言えば問題なかったのに.結局空港を出たときには9時半になっていてGatwickExpressという高級な特急を使わないと面接に遅れること判明.ということで12ポンド払ってVictoriaまで.Nonstopで30分で到着.そこからは地下鉄で移動.お得な週末周遊券は人のいる窓口で買わないといけないのだが,さすがはロンドン.観光客であふれている.とても窓口に並んでいては11時の面接には間に合わない.ということで自販機で1日周遊券を購入.これだと25%高いのだがしょうがない.面接場のHiltonホテルは駅の目の前だったので10時半には到着.受付でどこでキャリアフォーラムをやっているのか聞いたら,とても流暢なイギリス英語で返され,洗礼を受ける.これがブリティッシュアクセントね.そんな気取ってしゃべらなくてもいいのに,という印象を受けた.
11時からの面接は今度はフランスなまりの英語.初めの質問が"Why are you here?"なのだが,hの発音をフランス人はしないらしく,earに聞こえ,何を言っているのだか全然分からず,2度聞きなおした.その後も,彼の英語には自分でhを付け足して考えなければならず,うざかった.それよりなにより,彼は会社の中でもLight系のHRでTombo君のやりたいAcousticsとは全然違う.で,彼はTombo君がME出身だから電気系のことも勉強してはいるので,就職してから電気系をやってもらいたいと言ってきた.Tombo君はResumeにもCoverLetterにもAcousticsをやりたいと書いておいたのだが,彼いわく「大学でやることは基礎だから別にAcousticsの人がLightに入っても問題ないよ」らしい.まあ,確かにそうだろうし,MEで電気回路の授業や実習もしたさ.でも,自分はAcousticsを将来やりたくてわざわざここに来たのだから引くわけにはいかない.で,面接に自ら行っておきながら,「Lightには行きませんと」答えておいた.まあ,そうすると当然お互い困るわけで,どうしましょう,ということになって,結局あちらが「じゃあ,Acousticsをやっている部署のHRのメールアドレスを教えるからそっちにResumeを送るように」だとさ.こんならLondonに来る意味ねぇジャン.ちょいと切れそうだったけど,こっちは頭がくらくらしてたから,切れるのはやめといた.
企業の面接ってこんなもんなのかもしれないけど,もっとHPやメールで事前にきちんと説明をしろよな.それにAcousticsをやりたいとかいてきた志願者をどうして書類選考で通したのかがまったく意味不明である.おそらく彼の言い分から判断するに,学歴しか見ていないのだと思う.こういう企業ははっきり言ってこちらから願い下げである.「おめぇらにも新人を選ぶ権利は五万とあるが,こっちにも企業を選ぶ権利は100万とあるさ!!」
で,午後は真っ先に予約しておいたホステルに行き着替えをしたあと,町に繰り出した.ちなみに今日の不運はまだまだ続いたのであった.
まずはランチを取ろうとKFCに入ったのだが,高い高い.最低で800円弱した.ありえん.
次は楽器屋だが,楽器の修理をメールで依頼しておいたのだが,そんなもの知らん,とか.それに一緒に頼んでおいたリードと譜面も売り切れでNothing.じゃあ,何のために楽器を持ってきたのじゃ!!と,またぶちきれ寸前.全然話にならないのでさっさと店を出て,今度はRoyal Academy of Musicに最近出来たというMuseum見学.しかーし,Museumというほどのものでもなく,展示室というレベルね.まあストラディヴァリとアマティが10台くらい置いてあったのにはちょっと見とれたけど,クレモナのストラディの博物館を見たことある人間にとっては大したことないね.面白かったのは,このMuseum行く途中に普通の芸大の練習室前を通るのだけど,そこでいろんな人の練習を聞けた.なんせ,キーシンなど世界的な音楽家を排出している大学ですからねぇ.でもVn奏者が練習していたBrahmsはとても音程が気になった.Pfの人のラフマニノフはなかなかだったけど.あ,そういえば映画「シャイン」のデーヴィット・ヘルフゴットもここの音大の出身だ.ということはあの映画に出てきたラフマニノフの手の写しもここにあるのかな.
お次はHMV.イギリスならではのCLのCDを漁りに言ったのだが,Thea Kingという奏者のCDばっかり.うーん,これは日本でも売ってるし,あんまり買う価値ないな.ということで収穫無し.すんごい歩き疲れたし,頭はShakingしてるし,ロンドンの町は観光客で混みすぎているし,精神的にも疲れているし,今日はここで終わり.帰りにホテルから歩いて5分のロイヤルアルバートホールにて明日のコンサートのチケットをダフ屋から32ポンドの席を20ポンドで買っておしまい.ホテルに7時についてそのまま熟睡.気付いてみれば夕食は食べてない.
2004.Jun.18 (fri) 最低
飛行機は30分遅れで無事に飛び立った.
が,なんと飛行機内で低血糖発動.気絶した.気付いたときは隣にスチュワーデスと乗り合わせの医者に囲まれているという始末.機内の夕食が思ったよりもカロリーが低かったのと,それに対して夜寝る前のインスリン量が多かったのが原因.Tombo君自身は何度も経験していることだからあまりあわてなかったが,周りは大変な騒ぎになっていた.スチュワーデスはおそらくあわてて医者を探しただろうし,空港についてからも機長や医師団の出迎えを受けてしまったりと,なんかセレブリティ対応.記者まではいなかったけど.それに気を失ったときに耳栓をなくしたと言ったら,そんだけでファーストクラス用のポーチセットをくれてしまったりと,周りの過剰な反応には少々驚いた.
2004.Jun.17 (thu) 準備
明日いよいよロンドンへ旅立ちということで今日は大忙し.昨日から徹夜だったが今朝は朝から洗濯したり準備をしたり.午後からワイシャツを買いに行く予定だったが,午後4時からの授業に体力をつけるため2時間睡眠.あわてて起きてOIEにVISAをとりに行ってから授業へ.でもって授業後すぐにモールへワイシャツを買いに.
現在金曜の朝4時.大体持っていくものの準備は出来たが,肝心の企業研究が足りなくて必死にネットにかじりついている.明日はどうなるのやら.不安でいっぱい.
2004.Jun.16 (wed) 徹夜
今週の金曜にロンドンに旅立ち月曜の夜に帰ってくるが,その翌日の火曜日の午後に中間試験がある上,宿題の締切日なのでかなりハード.月曜の夜はあせること間違い無しなので,宿題は昨日出たばっかだったけど今日徹夜してでも終わらせないと.というか最近は完全な昼夜逆転で太陽が昇ってくると,「あ,そろそろ寝ないと」と思うレベルであり,今日も午後の3時頃に起きたので徹夜といっても全然苦ではない.まあその分,苦なのがOfficeHour.アメリカから出国して帰ってくる際にVISAに学校の留学生事務所(OIE)のサインがないと再入国できない.ということでこれをもらいに昼の4時頃行ったのだが,サインしてくれる人がもう帰ったので明日とりにこいと.いつもぎりぎりな生活を送っているTombo君は平静.その後散髪にも行って気分すっきり.
<現在朝の3時>
宿題の1番をWordで書き終えて保存しようとしたら...Cドライブの容量がどうたらで保存できません,らしい.これ昔も経験したのだが,何日間もPCをシャットダウンしないで,カット・アンド・ペーストをしまくった上,数式エディタを使ってたくさん式を書いたりすると起こる現象.で,こうなるとPCを再起動しないと駄目.で,WORDを消したら....すべて消えた!!!前回の自動保存が残っていると思ったのだが,最後に保存をしようとしたときに名前を変えたのでこれですべてさようなら.マジギレ!!!!
でも,今日中に終わらせないといけないので手書きで行きます.
2004.Jun.12 (sat) 成績証明書
来週の面接に必要なのと,自動車保険会社に成績優秀の生徒用のDiscountを申請するために学校におととい成績証明書を発行するように申し出たら,今日もう寮に郵便で届いた.PickUpしに行く予定だったのだが,もう届いたからその手間が省けたが,それより何よりも驚いたのが,アメリカにしては事務手続きが超早かったこと.アメリカの事務でこんなに感動したのは初めて.というか,感動したこと自体初めてか.いつもはがっかりするだけなのに.
あと今日,先日当選したリクナビの50ドル小切手が送られてきた.これで面接用グッズを買おう.
2004.Jun.11 (fri) Reagan
今日はなんといってもレーガン元大統領の埋葬式でしょう.9時半頃にTVをつけたらすべてのニュースがCAでの埋葬地であるレーガン・ライブラリーまでのMotorcadeをライブで放映していて,それを見始めたら止まらなくなり,11時半まで見入ってしまった.TV放送のBGMがなんとも泣かせる曲で,涙もろいTombo君は全然レーガン大統領のことは記憶にないのに2時間びっしり泣いてしまった.こういうときに音楽の力というのはすごいね.
Motoracadeの際は当然道路は通行止めしていたのだが,反対側の止められていない車線までもみんな車を止めて通過するのを見守っていた.CNNいわく,CAそのころちょうど金曜の夜のラッシュの時間で交通渋滞が大変なことになっていたらしい.
一方で埋葬地の映像では次々と関係者が集まってくるのを写しており,その横で演奏しているブラスバンドとコーラスの演奏に聞き入ってしまった.知っているところでは,ゴルバチョフとサッチャーとシュワちゃんがいたかな.
同時に午前中のワシントンDCの国立教会での葬儀の映像もビデオで流していて,そこには中曽根さんもいたみたいだ.あとレーガン政権時の副大統領であった元ブッシュ大統領もいたが,彼のスピーチの直後にでてきた息子の現ブッシュ大統領と顔がそっくりで面白かった.またこの国立教会,とても大きくてすばらしく美しく,ワシントンDCに行く機会があったら是非訪れてみたい.
棺が埋葬地についてからは彼の3人の子供たちのユーモアあふれるジョークも飛び出すようなスピーチの後,バグパイプの演奏によるアメージング・グレースをBGMに棺をお墓に運んだ.そこで今まで棺についていたアメリカ国旗を海兵隊が3角形にたたみ,元ファーストレディである奥さんに渡していた.そして遺族と弔問客が次々と棺に向かって最後の挨拶をしている.0時現在まだそれが続いている.クライマックスはやはりこの映像でしょうか.
2004.Jun.10 (thu) 大発見!!
なんと来年の2月5日にアトランタにジョシュア・ベル(Vn奏者)が来る!!!!!
しかも,ホールはASOホールではなくて,
Spivey Hallというかなり新しく,音響的にかなり優れていて,音響学者の間では有名で,音響にうるさいピアニストの内田光子も今年やってくるというすんばらしいホールなのだ.他にも,このホールの来シーズンのスケジュールをチェックしたらASOの主席CLの人のBrahmsのクインテットや先述の内田光子がある.
あと,もう1個大発見!!3月にクルト・マズア指揮でフランス国立管弦楽団が来る!!
これはEmory大学というアトランタにある有名な私立大学内にこれまたつい最近出来た
Schwartz Centerというホール.写真を見た感じはMusicBox型のホールで音響は保障されてそう.これまた楽しみである.
2004.Jun.09 (wed) 航空券
今日やっとロンドンまでの航空券を購入.いろんな旅行会社のホームページで検索したが,DELTAが直行便の上,時間の都合上最も便利だったので,結局DELTA航空から直接買った.サービス料金がかからないから直販が一番安いみたい.日本だと旅行会社を通した方が安いと思うのだけど,何でだろう.
あとはホテルを取らないといけないのだけど,ホステルを中心に検索をかけているのだが,ロンドンの地理がまだ分かっていないので,どこが便利なのかが全然分からなくて,いちいち地図を住所から検索かけたりと超面倒.やってらんない.
2004.Jun.08 (tue) Royal Philharmonic Orchestra
ロンドンに行くならそれなりに観光もしようと思い,滞在を1日伸ばして月曜の昼までいることにした.こうすることで,なんとRoyal Albert HallでRPOことRoyal Philharmonic Orchestraの演奏会が聞ける!!曲目はロシアン・ガラコンサートということでオールロシア物.「リュスランとリュドミラ」で始まり,「ダッタン人の踊り」やプロコの「ロミジュリ」をはさみ最後はチャイコの「P協1番」と「1812年」をかまして終わるといういかにもクラシックいいとこ取りの演奏会.やはりオケ人としては旅行に行って現地の演奏会や楽器屋さんに行くのは大きな楽しみの一つ.またホールがなんといっても歴史のあるホールなので楽しみ.最近はさらに音響学を専攻しているだけのこともあって楽しみは倍増.ま,このホールはおそらく古いので音響は悪いでしょう.形からして駄目そう.でも,そんなことよりもホールの重厚感がたまらんのね.って,まだ行ってないけど.
あと,楽器屋さんもちゃんとチェック.なんと免税料金がきちんとホームページに書かれていてとても親切そうな感じ.アトランタで探してもなかったリードや譜面がそろっていそうなのでこれは行くしかないね.ついでに楽器の修理もしてもらうつもり.ということで就職の面接に楽器を持っていかないといけない.まったくどっちがメインなんだか.
おっと,こんなことばっかり書いているとまるで研究をしていないように見えるが,きちんとしてますよ.
今日は以前免許を取る際にお世話になったKenの車で実験.いろんな条件で計70マイルくらい走り,なかなか疲れた.彼はアメリカ育ちだけど母親が日本人で,彼本人も日本語をかなりしゃべれるので今までで一番実験をしやすいパートナーだった.面白かったのは,そんな彼でも疲れてくると英語ばっかりになる.まあ,疲れるまでやってくれたKenに感謝.感謝.
2004.Jun.07 (mon) 面接日時決定
今日やっとロンドンのキャリアフォーラムの関係者から電話があった.英語かと思いきや日本語でした.まあ,キャリアフォーラムの主催は日本の会社だから,そりゃそうか.で,19日の朝11時に決定.別に他の時間でも良かったし,18日でも良かった気がするのだけど,朝寝ぼけていた時の直感というか,この時間が妙に良い気がしてこの時間にしてしまった.まあ,これが決まらないとフライトが決まらないから,まあよいか.
2004.Jun.06 (sun) 日記を再考
そういえば,最近またアルクの留学関係書籍にTombo君の書いたコラムが載った.今回はホームページのアドレス付!!ということで最近このページを訪れる人が多くなった.ならばもう少しまじめに,分かりやすく,ためになることを書かないといけないなぁとは思ったが,日記の趣旨としては近況を家族や友人に伝えること,自分の留学の記録として残すことなので,今までの調子でやっていこうと再確認した.ということで,このページから留学について学びたいと思う方は「
Study Abroad」のページに行かれるのがよいかと.それか,留学生活を垣間見たい方はこの日記を初めから読まれるのがよいかと.そうしないと前後関係や登場人物が理解できないでしょう.そうそう,そういうTombo君も留学前はGTに留学されている方のページの日記を全読破しました.これ,時間の無駄のようで結構お得.
ま,今後もよろしくお願いします.
2004.Jun.05 (sat) 電話
昨日のVALEOからのメールでは近いうちに面接の時間を決めたいので電話をしますと書いてあったので,昨日からルームメイトにナンバーが表示される電話を借りてずっと構えているのだが,かかって来そうにない.というか,休日はかかってこないのか.
2004.Jun.04 (fri) LONDON
今日なんとVALEOというフランスを拠点とした世界26カ国に支社を持ち従業員6万人を超える企業から,LondonにInterviewに来てくれとのメールが来た.実はResumeを登録しておいたCareerFairのサイトを通じてこの会社から正式にApplyする用のResumeを提出するように5月中旬に言われ,2週間くらい前に送ったが何の返事も来なかったので諦めていたところだった.
しっかしうれしい反面,2週間後だし,海外だし,初めての面接が英語だし,ワイシャツないし,6月は結構忙しいし,もう錯乱状態!なんとかなるとは思いつつも,それなりに準備をきちんとしないといけないので大変.どうなることやら.
2004.Jun.03 (thu) 授業
今日BossのAhujaの授業後に少し残っていたら,数人の生徒がAhujaに授業が分かりにくいとの苦情を言い出した.どうやら,AhujaがPPを使って授業をしていて,生徒がノートを取っている間に彼が説明するのを聞き取るのは難しいとか,次のスライドに行くのが早いとか,以前にAcousticsの授業をとっていない生徒のこともっと考えてやって欲しいとか,なかなか怖い顔つきで語っていて,見ているこっちもちょっと怖かった.でも,さすが,アメリカの学生,きちんと言いたいことは言うのね.みならおっと.
でも,Dr.Ahujaの学生のTombo君としては彼の多忙さを知っているのでどこまで改善できるかちょっと心配.今度話してなんか手伝えることがあればやってあげたい気分.
2004.Jun.02 (wed) ホストファミリーAgain
今日はこの前の冬にホームステイでお世話になったホストファミリーの家の高校生Bretの運転で実験.車はNissanのQuest.彼はなかなか頑固者でこちらの言うとおりになかなかやってくれない.高校生で実験がどういうものかが分かっていないだろうし,どう見ても理系人間ではなく,データの精度など気にしたこともないだろうからしょうがない.まあ,それでも2時間半近くも付き合ってくれたからとても感謝感謝.
終わった頃にお父さんが帰ってきて一緒に夕食をとろうということになり,以前も行った近所のメキシカンレストランへ.そこでお母さんとも合流.とても楽しくお話をし,さらに食後家に帰ってからも,外が比較的暖かかったこともあり,1時間くらい外で立ち話.まるでおばはんのように.とても楽しい時間をすごさせていただきました.
帰りにハイウェイを走りながら気付いたのだが,確実に自分の英語力がUPしている.3ヶ月に1回程度しか彼らに会っていないが,その度に彼らの言うことへの理解が深まっているし,自分から話を持ちかけることも出来るようになった.次はいつ会えるかなぁ.楽しみだ.
あ,今日学んだ英単語,忘れないように書いておきます.
Rubber Ball(スーパーボール),Super Ball(正月休みに行われるアメフトの決勝戦),Allowance(お小遣い),Toll(高速道路の運賃),Dump(食物に塩等をぶっ掛ける【高校生のスラング,他にも色々な意味があるので使用する際は注意!!】)
2004.Jun.01 (tue) とうとう
あっという間に6月だ.いろいろやらなきゃいけないこと,やりたいことがあって,この6月はちょっと気を引き締めたいところ.
というのも,研究室のRobの研究で使っているトラックが使えるのが今月末までなので,Tombo君の方でも今月中にトラックのデータをとらないといけない.そのためにはある程度,普通乗用車クラスの研究は成果をあげておかないといけない.そうしないとトラックでとる必要のあるデータが見えてこない.ということで,明日また実験を予約.今度はホームステイでお世話になった家の高校生Bretの運転にて.
あと6月にやりたいことは,音響学の勉強.図書館で本を借り漁り手元に音響関係だけで15冊前後の本があるのだが,まだどいつもこいつも読み始めたばかり.ま,基礎はみんな一緒だしすべてが自分に必要だとは思わないので,Tombo流の読み方としては,何がどの本のどこに書いてあるかをマスターするということ.つまり,個々の深い知識が必要になった時に,すぐに検索がかけられる状態にしておくということ.この手法はTombo君が高校時代の部活動や受験勉強を通してなんとなく編み出した技であるが,かなり効力を持っているものと確信している.てか,みんなこんなこと,とっくにやっているのかな.