今日届いた処方箋をとりにヘルスセンターに行って外に出たとたん，鼻水の嵐．そのまま図書館に6時までこもるもずっと鼻をかみ続けて周りには少々迷惑だったと思う．で家に帰って夕飯を作り出したら今度は熱が出始めた．これは間違いなく風邪だ．そして間違いなくヘルスセンターで病原菌を処方箋と一緒に頂いたようだ．鼻水はうざくても何とかなるが，熱は出てくると頭が働かなくなるので勉強の大敵だ．とりあえず熱だけでも下げようと，日本から持ってきたエスタックゴールドという総合風邪薬をのんで，たくさん着込んで今日はお休み．

今日夜の１０時半頃にルームメイトのBradCが部屋に入ってきてちょいと荒々しい声で「Tomは部屋に電話を持っていないのか？」と聞くので「No」と答えると，「持つべきだ！！」などといって出て行ったので？？？？な状態でリビングに出てみるともう一人のルームメイトGeneがちょっと困ったような顔をしている．状況が把握できないので聞いてみたら，Geneが鍵を持たずに外に出てしまい，オートロックのドアをあけられなくて部屋に電話したらしい．そのときTombo君は自分の部屋でドアを閉めて勉強中で，さらに集中力を高めるために耳栓までしていたのでリビングでの電話の音もBradCがノックした音さえも聞こえなかったのだった．別にBradCも普通に電話に出てドアを開けてやりゃいいのだけど，なんと彼は１０時半に既に就寝していたわけ．それで電話で起されたもんで憤慨していたようだった．
確かに寝ているところを電話で起されるのは嫌なことはTombo君も経験したことあるけど，１０時半に寝ている人もどうかと思うねぇ．てかBradCは１２時前には絶対に寝る．で，朝は７時には起きるという超健康的な生活をしている．BradAとTombo君は去年から昼夜逆転気味の生活をしていたので，今まで全然夜の騒音とかきにならなかったんだけど，今後はちょっと注意しようと今日反省したのでした．

今日先日採血をした結果と処方箋を注文しにヘルスセンターへ行ってきた．結果はかなり良好！！この病気の悪化具合などを調べる一つの指標にヘモグロビンA1Cというのがあるのだが，その値が大幅に減っていた．あ，ちなみに減るのはいいことなのね．で，医者も３ヶ月でここまで減らせるのはすごいと彼女自身大満足していた．
処方箋を書いてもらってセンター内にある薬局に持っていって注文をしてもらったら，なんと血統測定用のチップが５０枚で４３ドルする！！高！！１日５〜７回測る（チップは1回に1枚消費する）Tombo君には大きな出費だ．しかし，ここでまた思い出した．Tombo君が入っている保険ではなんと処方箋は８０％返ってくる．で，今回のチップやインスリン代を全部合計すると２〜３ヶ月分で１０００ドルもするのだが，８００ドルが返ってくることになる．自分の出費が２００ドル，そして保険代が３ヶ月で大体１５０ドルとすると800-200-150=450で保険屋はこれだけ損をしていることになる．簡単な計算で，３ヶ月で処方箋が250ドル以上だと保険屋は損をするようだ．250ドルといえば2万8千円くらいだから，普通の人ではここまでお金がかからないので保険屋が儲かって商売が成り立つが，Tombo君のような患者を持つと保険屋は損をする．ま，こんな患者1000人に一人もいないから全体としては儲かってるんだけどね．

今日やっと缶切りをGET！！先日ジョージア出身のルームメイトのBradAに家から缶きりの予備があったらもって気暮れと頼んでおいたところ，週末に実家に帰った際に持って帰ってきてくれた．これでやっと缶詰めががんがんかえる．というか，既に買ってあって，あけられずに困っていたのだけど．

あと今日ホームステイで以前お世話になった看護婦のお母さんにあってアメリカ式血糖測定器を頂いた．アメリカ物にしてはびっくり仰天で，日本のよりコンパクトで使いやすい．まあ医学はこちらの方が進んでいるからね．

久々に冬にホームステイでお世話になったアメリカ人の家族にお電話．今回も看護婦をやっているお母さんに用があって．
実はこの前の金曜に学校のHealthCenterに行って採血をし，その結果を次の水曜日に聞きに行くのだが，その際にアメリカ式の血糖測定器にあう測定チップを処方箋で出してもらうことを考えていた．今までは日本から持ってきたものを使っていたのだが後２週間でなくなる．そして日本の器械にあうチップはこっちには無いので器械ごと交換しなくてはならない．そこで以前インスリンの注射器をもらったお母さんにまた測定器をいただけないかをお願いしたわけ．結果は，OK！！病院に患者用のがたくさん余っているからもって行ってとのこと．明日病院にとりに行くことに．
あと最近携帯電話の必要性を感じ始め（Ahujaにも持てといわれたり．．．）色々調べたらファミリープランにすると１回線増やすのに月にプラス１０ドルで出来るとの事．普通に一人で入ると平均月に４０ドルだから４倍お得．それに個人契約だと大体１２ヶ月の契約で途中でやめると２００ドルくらい早期離脱費を払わないといけない．ということでお母さんにこの家族のファミリープランに入れてくれないかと頼んだら調べてくれるとの事．ラッキー！！お世話になりっぱなしなので何かお返ししてあげないと．

今晩はルームメイトたちと週末のお買い物をしにKrogerへ．BradCは車を持っているのだけど，彼の駐車場はGLCから歩いて１５分かかるところにあるのでTombo君がみんなを連れて行くことに．ま，この方が楽しくてよいし．去年と違ってルームメイトが本当に仲が良いし，みんな良い人たちばっかなので本当に助かる．なんというか，お互いに出来ないところ，自分に足りないところを補足しあっている感じで絆を感じる．すばらしい！そんでもってKrogerでは，夏だけだったけどこれまた最高のルームメイトだったPatrickに遭遇．ちょいと急いでいたようであんまり話せなかったんだけど彼も楽しくやっているようだ．

最近は良い人に恵まれている気がする．幸せを感じる週末でした．おっと，でも宿題やらないと．．．

がはは．昨日やっぱり飲みすぎた．午後１時に一度目を覚ますものの頭が痛くて５時までダウン．起きてもあまり物を食べる気にならず，今日は小食．
授業は今週始まったばかりだというのに，２つのクラスで来週までの宿題を頂いた．もう一つのクラスも月曜日にくれるらしい．ということで今日から取り掛かるものの，なかなか進まない．Matlabで計算をしまくっているのだが，Matlabの新しい機能などを知ってしまい，それにはまって色々試してみるうちに宿題から脱線すること４時間．で，宿題に戻ってみるとまだ１問しか終わって無いじゃん！月曜までにはある程度かたをつけたい．

今日は秋学期が始まって最初の金曜日．ということで寮でもいたるところでパーティーをしている騒ぎ声がする．Tombo君がおとなしく夕食を食べていたらTaiji登場．彼の部屋で一緒にビール飲みながら彼が借りてきたダウンタウンの番組を見て馬鹿笑いをして夜をすごした．部屋にかえるとルームメイトのBradCが学科の友人とパーティーをしていたのでそれに参加．夏の間いたPatrickも良くパーティーをしていたが，彼らは酒を飲めないし（年齢的に），Undergradの子の話す英語はなぜか何言っているかわからないので全然参加しなかったのだけど，Gradの彼らとは非常に話があって面白かった．途中からもう一人のルームメイトBradAも加わって３時までどんちゃん騒ぎ．最後は良く覚えていないレベルまで飲んだのは本当に久しぶりだった．

昨晩は本当にショックだったのだが，人間には欲求不満に対する適応行動というものをとる習性があり，Tombo君もこの問題を心理学用語で言う「合理化」することによって解決することにした．この合理化というのはイソップ物語の「狐とブドウ」という話に最もよく表されているように，届かないところにあるブドウを狐が「どうせあれはすっぱいブドウだ」と「合理化」することで自分の欲求不満を解決するというもの．で，Tombo君の合理化は以下のとおり．
昨日送られてきたオケのオーディション合格者をもう一度見てみると，ファゴットは１人，ホルンは３人，コントラバスは２人しかいない．これではきちんとしたオケを演奏するのは到底不可能．特にドイツ物をやろうとしたら絶対に無理である．東大のときにきちんとしたオケ環境を選んでわざわざ東大オケに入った人間にとって，そんなオケに入って本当に楽しめたのだろうか．
次に演奏会場の学校のホールは音響ゼロのまるでスタジオである．天上にパイプなどがむき出しで通っているようなところなのである．春にとった音響学の授業でもあのホールは一番悪いと先生が例に出していたレベルである．サントリーホールを始め世界でも有数の残響時間をほこるホールで今まで吹いてきたTombo君にはかなり悲しい話である．
最後に今学期扱う曲であるモルダウとドヴォルザークのスラブ舞曲はCLは面白くない．スラブ舞曲はもう何回もやったし，モルダウは最後の一番盛り上がるところでCLの譜面は吹いていて恥ずかしいような旋律で大きい音で練習する気にはなれん．

ということで，大分ストレス発散できました．
しかし，なぜこんなマイナスがあったにもかかわらず，オケに入ろうとオーディションを受けたかといえば，それは友達が欲しかったのである．アメリカの学生の多くはやはりロックやラップが大好きでクラシックなどは見向きもしない人が多い．大人でもそうだ．大の大人がロックをがんがん聴いているのである．こういう環境でクラシック好きの大学生を見つけるのは相当難しく，オケが一番手っ取り早いと思ったのであった．この希望が絶たれてしまったのは合理化できない悲しみがある．ま，でも友達が減ったわけではないからいいかな．

昨日早く寝たこともあり，今日は朝７時にお目覚め．朝からカールライスターというクラリネット界のトップスターのCDを聞いて曲のイメージを膨らましたりしながら楽器を吹ける時間まで時間をつぶした．別に何時からいいですよという時間制約は無いのだけど，あんまり早いとまだBradAは寝ているのでさすがに迷惑だろうという気遣い．で，ルームメイト全員が出て行った１１時から吹き始めた．一通りスケールをやり曲も全部一通り吹いたところで１２時半．急いで昼食をとって授業へGo.まだ授業は簡単なので余裕．で，３時に授業が終わってダッシュで寮へ帰りオーディションへの最後の練習．楽器を片付ける時間を考えていなかったのでまたまた軽くダッシュしてオーディションの会場である先生の部屋へ．いざオーディション開始．
何でも好きなものから吹いてくださいとのことだったので，契機付けにWeberのVariationから．狙い通り先生はおったまげたようで，君はUni. of Tokyoで音楽専攻だったのかい？という質問をしてきた．Just for funと答えると，信じられないらしく，中学からの経歴をすべて聞かれた．次の曲に行く前にあまりにもWeberを速く吹いて息が少々上がっていたもんだから冷蔵庫から水のペットボトルをくれた．スケールはまあまあ順調．モルダウは思っていなかったところを吹かされちょいと音を間違えたけど，アルペジオ内で同じ調の音だったからばれてないかも．MozartもOK．概して良いアピールが出来たと思う．結果は明朝分かるらしいが，最後にすごいことを聞かされた．なんとCLは８人も受けに来ていて一人はASYOこと，アトランタ交響楽団のユースオケ出身らしい．プロオケのユースだからそれなりにレベルは高いのだろう．しかもその人は日本人の女性らしい．で，オケに入れるのは２人だけ．うーんどうなんでしょう．入れるといいのだけど．．．でも先生にあなたのようなDarkですごい響いているClの音は初めて聞いたといわれたのは正直うれしかったね．それにそれがTombo's CLの売りだから．うん，この人，見る目あるね．
あと今日の収穫は楽器を吹いていい部屋を発見．というかMusic専攻の建物があって，そこなら誰でも楽器を吹き散らしいいらしい．しかも夜も鍵を借りれば一晩中吹いていていいらしい．ちょいとGLCから遠いのが難点だけど夜は車で行くからOKかな．
明日の結果発表が待ち遠しい．．．

と，思ったら今さっき返事が来た．
結果，Failed．落ちました．あの日本人女性とアメリカ人男が登録されたようだ．CLは激戦で最終的に全体のバランスを考えて選んだと書いてあったけど，ちょいと納得がいかない．もう一人のASYO出身の人が日本人だったからそれとバランスをとったのか．それよりも将来性，つまりTombo君は来年の春学期までしかGTにいないので先が長いUndergradが優先されたのか．こんなことを愚痴ってもしょうがないのだけど，人生最後になるかもしれないオケ人生を断たれたというのは相当ショックだ．今までの１１年間のCL人生を否定されたような気にもなる．ああ，つらい．オリンピックの日本男子サッカー代表のようにちょいと甘く見すぎていたのだろうか．昨日Geneにもらったビールがちょうどよい慰めになるかな．

昨日からずっとオケ担当の先生からのメールを待っているのだが返事が来ないので痺れを切らして今朝電話をした．どうやらオーディション関係のメールが４０以上たまっていて，まだTombo君のメールにまでたどり着いてなかったらしい．で，その場で時間を決めてもらった．明日の午後４時．というわけでいよいよ決戦の日時が決まったわけで気合を入れて練習．
音楽的なゆっくりした物としてMozartのConcertoの２楽章，テクニカルな物としてWeberのIntroduction, Theme and Variationを用意した．もはやこれらは十八番となっているわけで，ちょちょっと練習してOK．まあ指回しや歌い方がどうこうというよりもリードがものをいうレベルなので，リード選びを慎重にやった．あとはモルダウの練習．ほぼ吹けるようになったのだが，まだ途中つっかえてしまうので１回で確実にふけるように練習．ここまでやればもう大丈夫というレベルにまで仕上げといた．

昨晩CMことうちらの寮の２階を統括しているマネージャーが来て，今まで登録されていたパキスタン人はキャンセルをしたので新しい人が明日から来るかもという情報を残していった．で，今日さっそく来ました来ました．今度はロシア人．２１歳．MBA専攻．モスクワ出身．ニックネームはGene（ジーン）．本名は知らん．ロシア人というとストリートファイターのザンギエフみたいなごつくて毛むくじゃらのイメージがあるし，友人のロシア人も毛むくじゃらだけど，今度の彼は好青年．ヨーロッパ系．寒さを防ぐためか超鼻が高い．身長はTombo君よりちょっと高い程度．体格は痩せている．酒は好きらしい．こんな彼なわけだけど，昨日までは友人の家に泊まっていたらしく，シーツやら枕やら何にももってきていないというのでまたまたTargetまで買出しに連れて行ってあげた．良く分からんけどTombo君が薦めたものを全部買っていた．お金あるのね．で，帰りにKrogerで食品のお買い物．ビールを買いたいといっていたのだがPictureIDをもっていないということだったのでTombo君が彼の代わりに勘定を済ませてあげた．で，彼が渡してくれた紙幣はなんと１００ドル札！！これ見たのまだ２回目かな．店員もちょいとびびっていて慎重に透かしが本物かどうかなど確認をしていました．ま，日本円に換算すれば１万円札だからそんなにびっくりでは無いのかもしれないけど，アメリカではキャッシュはほとんど持ち歩かないので１００ドル札というのはほとんど滅多にお目にかからない．あと彼が面白いことを言っていて，なんとロシアではアメリカドルが普通に使えるらしい．さらにドルの方が歓迎されるとか．というのは，ロシアにはルーブルという通貨があるのだけど銀行はいつ破産するか分からない状態らしく，お店は安全なドルをためたいとの事．で，値札にもルーブルとドルの両方で値段が書いてあるらしい．なんともすさまじい国だ．そんなこんなで寮に帰って来たときには既に３時間が経過していた．かなーり疲れたぜぃと思っていたところで，彼がさっき買ったビールはなんとTombo君用にといってくれたのであった！！！なんとも物分りのよろしいお子さんなんでしょう．ますます彼の株は上がった．

さてさて夕食を作ろうかと思っていたところにTaiji登場．彼はいつも寝ようとしているときとかこういうタイミングが悪いときに訪れてくる．で，今日の用件は「昼食を食ったら胃が痛くなった」だって．で，効くかしらんけど正露丸を与えといた．しっかし今日は本当に疲れたので夜１２時前には就寝予定．

いやー久々に学校がにぎわってましたねぇ．てか人多すぎ．夏の間なんて全然人っ気無かったのに．
今日はとりあえず３つ授業に出てみた．一つ目は機械工学科で音響学を専攻する人用の力学の授業．ふつーの力学の授業なので面白いかどうかは今日の１回の授業だけじゃ不明だけど，先生が音響学の神様みたいな人なのでミーハー的に受けてみた．神様と書いたけど，この人１９６９年からGTで教えているという超爺さんで，顔もしわしわでつぶれかけているような人で，英語ももごもごしゃべっているし字も超汚い．仙人といったほうが的確か．でも授業はさすがに超ベテランっぽいのでOK．
二つ目は音響学２．春にとった音響学１の続き．先生も一緒．大分メンバーは減ったけど，授業がとても楽しいのでOK．
三つ目は数学（Algebra１）．これは友人のVがTombo君と一緒に数学をとりたいといっていたので，付き合いで行ってみたのだが，授業開始後２０分で二人とも顔を見合わせてしまった．うちらがとる授業ではない．行っちゃってる．数式でてこないよーーーー！！さらに困ったことにこの教室，出入り口が先生の立っているすぐ横にしかないので出るに出られず，その後３０分は二人ともノートをとるのをやめて時計とにらめっこ．先生が今日はここまでといったとたんに二人で立ち上がったのでした．
ということで今学期月水金は授業は１時から３時までの２つとっておしまい．この前後でいつ研究室に行くかはまだ未定．一日２往復は絶対したくない．

夕方ルームメイトのBrad（今ルームメイトにBradが二人いるけどこっちは去年からいる方．今後彼を彼の部屋のRoomAにちなんでBradAと呼ぶ．もう一人はRoomCに住んでいるのでBradC）がいつもより早く帰って来たと思ったら寿司を持って帰って来てくれた．なんとも不思議な寿司で，中にから揚げやマヨネーズなどいろいろごたまぜになっていたけど，味はおいしかった．

あとオーディションの応募をメールで出したのだけどまだ先生から返事が来ない．もう準備はかなりできたのだけどオーディションを受けられなかったらどうしよう．ということでもう一度再送してみた．

そろそろ寝ようと思ったところでTaijiが部屋に来た．もう日本から帰って来ていた．本当は今週中も日本の予定だったのだけど日本が暑すぎるのと，やっぱり始めの週の授業が心配だったらしい．

今日は午後１時半からAEの日本人４人でKrogerへ買い物．毎週つれていってあげるのはちょいとつらいけど，今回は新人２人がいるので特別．さすがに彼らはショッピングに時間がかかる．ま，初めだからしょうがないか．GTに帰って来た後，３ヶ月ぶりにVと再会．弟のDもいて久々の再開を楽しんだのでした．

今日のオリンピックはやはりKitajimaでしょうか．さすがにアメリカでも結構放映されました．でも彼が優勝してHansenが金を逃したことから，フェルプスVSソープの方が多く取り上げられていました．あとはまたビーチバレー．USA　VS　JPでしたが，これは身長差がありすぎ．まるでAdult　VS　Childでした．だってJPまったくブロックできないんだもん．

明日から授業が再開です．どうなることやら．

今日は朝から写譜．といっても起きたら午後２時でしたが．
まず五線譜を手に入れないといけないのでネット上でゲットして部屋でプリントアウト．便利な時代になったものです．で，いざin CからBbに写譜．しかーし，いざ早回しを書き終えて譜面を見直すと，これ指使いの関係で超むずい．CL吹きしか分からんだろうけど，ファ＃，ソ＃, ラ，シあたりで行ったり来たりごちゃごちゃやらないといけない．で，しばらく考えたあとに馬鹿なことに気付く．Moldauのこの冒頭EmollなのだからA管で吹くべきジャン！！で，今までの苦労は水の泡と化して今度はin Aに書き換え．しかしこれはある意味朗報．in Aにするには３度上げるので元の譜面の音符の上部に新しく音を重ならないように書き込めるのだ．ちょうどドの上にミを書くといった感じ．その後で見難いところは修正液で下の音符を消す．これでかなりまともな譜面に見える．オーディションは1stか2ndどちらを吹くのか分からないので両方やらないといけなかったが，A管に書き換えて吹いてみたら，非常にやりやすくてちょっと感動．後半にもin Cが出てくるがこれは持ち替えの関係でBb管で吹くことになるけど，こちらは白玉（２分音符）ばっかなのでその場で読み替えて吹けるので問題なし．あと今日分かったのは，モルダウはあんまりCLおいしくなく，早まわしさえ出来てしまえば後はなんでもない．

さて夜はオリンピック．今日早速やわらちゃんと野村選手が金メダルを取ったようですね．しっかし，アメリカではJUDOは放映されない．アメリカではNBCというチャンネルしかオリンピックの放映権を獲得していないので，日本のNHKはこちらで見れてもオリンピックの映像は削除されてこちらに送られてくる．で，アメリカの弱い競技は放映されないのね．逆に日本じゃ見ないような競技が永遠と放映されたりする．ビーチバレーとか飛込みとかボートとか自転車とか．競泳が唯一日本人選手を見るチャンスでしょうか．でもやっぱりアメリカを応援する気にはなれず，ちょいと失望したのでした．

今日は朝からAndrewと彼の車で路上実験．車は９４年のサターンのスポーツタイプ．で，この車，超超超うるさい．45mphで一般道（ハイウェイではない）を走っているのに室内で１１０ｄB以上観測されました．しかも外ではそんなに音がしないのに，中のほうがうるさいというとんでもない車．今までのTombo's researchによるとこの車に１０分乗ったらTTS（一時的な聴覚障害）を起します．実際に車から降りた後，耳鳴りというかそれまでの爆音がしばらく頭の中でなり続けていた．ま，実験としては逆に一つ一つのスペクトルがでかくてよかったかも．実験中に彼が面白いことを言ってきた．
「お前は色盲か？」
「え？なんで？」
「だって，お前は『信号がblueに変わった』っていうじゃないか．あれはGreenだ．」
「日本じゃあれはBlueだ」
といった感じ．これがお国の違いというものですかな．イギリスでは黄色はオレンジと言うらしいし．ま，でも確かにアメリカの信号は日本のよりも緑っぽいかも．

Labに帰ってからFFTAnalysisをかけている間にメールチェックをしていたら，オケの先生からメールが来ていた．そう，オーディションの要綱がやっと届いた．って，やばいんですけど．．．来週の火曜か水曜に受けるのだけど．．．
まずConcertoを２つ．一つはテクニックを，もう一つは音楽性やフレージングを見せないといけない．また一つにつき最低３分以上吹かせられる．次にその場で言われたスケールを３つ，２オクターブ，アルペジオ付．最後にWeb上で配布されたモルダウの譜面をさらって，当日言われた箇所を吹く．モルダウの譜面は研究室でプリントアウトして紙代節約できてラッキーとか思っていたら譜面を見て驚愕．MoldauのCLの譜面，約半分がinCです．読み替えできなくもないけど，冒頭の有名なフルートとの掛け合いの早回しも全部読み替えるのはちょいとしんどいのでこれは書き換えないと無理だな．これは明日朝一のお題．

さてさて今日からオリンピックですよ．記念好きなTombo君はこういうの見逃せないですね．やはり開会式からきちんと見ないと．アメリカではきちんと時差を考えて夜の７時半からVideo映像で解説付の開会式．何か知らんがカウントダウンが始まって花火がうちあがって開会式が始まったら自然と涙が．またまた涙もろいTombo君なのですが，今日ばっかしは何に感動しているか自分でも分からず．面白かったのはキャスターの解説で，初めにギリシャの歴史を示すパレードの中でピタゴラスが出てきたときに
女：「これはギリシャが数学を発達させたことを表しているのですね．中学の幾何学で習う有名な定理，ピタゴラスの定理もその一つです」
男：「a^2+b^2=c^2だったかな？」
女：「そのとおり」
男：「でもこれ私の３６年の人生で一度も使ったことないですね」

おいおいこんなこと言ってしまっていいのかよ．純粋な中学生も見ているだろうに．
明日からは本格的に競技が始まるのでTVから目が離せないですね．

先週に頼んだリードが一向に届く気配が無くまったく連絡も無いので今日ついに電話を入れてみた．したら，「ああ，ネットの調子が最近悪くて，あなたの住所とかはこちらに来ているのだけど注文がきていなかったんですよ」だって．そんなら電話なりメールでその旨を伝えろよ！！さすがはアメリカである．で，今日注文したので届くのは来週の火曜か水曜だって．これだとオケのオーディションに間に合わないな．ということで１年半前に東大オケでエロイカを吹いたリードでオーディションを受けることになりそうだ．

先日ネット上で注文した譜面が今日３つ届いた．やはりArnoldはなかなか手に入らないようで発注するので２〜３週間お待ちくださいとのこと．一通り届いた３つの譜面を吹いてみたが，BusoniのConcetinoは思っていたよりも簡単．アルペジオ内でちょっと変わった音の使い方（同じ音を２回続く）があるけど，それを克服すれば後はそんなに問題なさそう．Weberは協奏曲１番よりも今回買った２番のほうが明らかに技術的に難しい．でもWeberは前にも何曲か勉強したことがあるので取り組み安いとは思う．CoplandのConcertoは初めてPoulencのSonataを見たときよりも驚愕．冒頭からしてどういう音を出していいか悩むし，超長いカデンツァは１音ずつきちんと読まないと間違えるし，後半はJazzのリズムがつかめないし，最後のグリッサンドはどうやればいいか見当つかないし．Poulencが人に聞かせられるようになるまで１年かかったのでCoplandは２年かかりそう．でも今レッスンには行っていないのでおそらく３年はかかるかな．それか教わらんと無理か．

昨日とはうってかわって研究日．高校のとき先生たちは研究日と称して休日をとり週休２日を確保していたが，Tombo君の研究日とは本当の研究の日．今週の金曜にAndrewと実験をするのでそれまでに前の解析を終わらせて実験のプランを考えないといけない．解析が終わる前に実験の予定が入っているのは一般的には変かもしれないけど，実験は人に頼まないといけないのでその人の都合のよいときにアポを入れといてもらわないといけないのでこういうことが起こる．
一方でAndrewは非常にPCには強く，一人でどんどんソフトの使い方を勉強していた．Tombo君は自分の使う機能しかマスターしていないのでもしかすると今や彼の方がソフト全般の知識はあるかもしれないというレベルまで．ま，彼にそれを教わることで自分のレベルも上がればそれでよいのだけど．そんなこんなで６時になって，７時からまた昨日の彼らをKrogerに連れて行かないといけないので出ようかと思っていたらAhuja登場．なんか彼がプレゼンをどっかでしないといけないらしく，そのためにFFTソフトの性能を色々聞かれた．色々話してたら，おいおいもう６時半だよ．で，またまた８０mphで帰宅．今日はパトカー１台もいなかったのでOK.

今日から新しい新入生の入寮が開始して早速Tombo君のお隣に住むノースカロライナ出身のアメリカ人Bradが入寮した．去年から一緒のルームメイトもBradなのでなんとBradが２人ルームメイトにいることになり，とても厄介だ．話すときも「あっちのBradは．．．」といった調子．このBradはChemistry専攻で昨夏だけルームメイトだったPatrick（彼はUndergrad）の先輩になることになる．ちょうど今朝Bradが来たときにPatrickが前においていった自転車とソファーを引き取りに来ている所だったのでちょうどよい挨拶にもなったし，BradはTAをやるらしいのでPatrickの先生になる可能性もある．
夕方には今まで荷物を預かってあげていたAEの日本人の新人２人が無事にAtlantaに到着したようで荷物を引き取りに来た．そして荷物を車でHemphillまで車で運んであげたその足でそのままTargetへ生活用品の買出しへ．女の子で血液型O型という人はやっぱりショッピングには時間がかかり，１時間半近くTargetにいた．今までのお礼にと，とても遅い夕食をChineseレストランで２人におごっていただいた．久しぶりにプロの味に触れたけど，やはり旨いですね．
そんなこんなで今日は研究はOffにしたのにイベント盛りだくさんで非常に疲れたのでした．でも，今晩からは新しい枕！！そう，Targetで思わず割引になっていたので最近流行の低反発素材枕を購入！！こっちの普通の枕って柔らかすぎるのでどうも気になっていた．さっそくさっき試したのだけど，超気持ちいいけどちょいとアメリカンサイズで枕が高い．変に肩こらなければよいのだけど．．．

明日から新入生が入ってくるのでBradとトイレや風呂の掃除をした．本当は明日の９時に前のルームメイトのPatrickが彼が持ってきたソファーと自転車を引き取りに来る際，みんなで一緒に掃除する予定だったのだけど，Bradの”予定勘違い癖”がまたもや勃発し，今晩急遽２人でやった．ま，明日の朝もPatrickとリビングとキッチンを掃除機かけないといけない．
あと，今日各部屋の外にある表札が新しく更新されたので自分の階だけ一通り見に行ったら，なんとお隣が，まさにTombo's Roomの壁の向こうが日本人でした．あともう一人日本人がいた．ということで同じ階に３人も日本人がいることに．明日早速訪れてみよう．

今日は日本食材屋のTomatoに買出し．新しいルームメイト達が月曜日から入り始めるが，その前にある程度冷蔵庫に物を入れて，自分はこれだけ使うんだぞと示しておかないと逆に占領されそうなので，敢えて今日買出し．今日はいつも一緒に行く人々が皆さん旅行，帰国でいないので今回初めて日本人Tさんと一緒に行った．この方，１年前に留学生オリエンテーションで会ったきりだったのだけど，先日彼のHPを発見し，メールしてみた次第．で，今日１年ぶりの再会だったのだけどお互いに覚えていたっぽい．
Tomatoの後にはいつもどおりKrogerにも行ったのだけど，今週はおそらく新入生の買出しに何回か付き合うことになりそうなので今日は控えめに買っておいた．

今日からAndrewとの共同研究が始まった．彼は音響学の基礎が無いので初めに約１時間，「音とは何か」からf, T, c, λの関係，そしてSPL，果てにはFFTまで説明した．なかなか習得が早く，またTombo先生の説明が良かったので１時間でここまでたどり着いた．ま，当然数学的な細かいことは抜きね．その後引き続きどうやって録音してどうやってFFTソフトを使うかの説明を１時間．録音機材のセッティングはそう難しくないので，ソフトの使い方がメイン．その後３０分くらい録音練習．Matlabで書いたコードを使って３つの音の合成音（和音）を出して，それを実際に録音をし，そのスペクトルを解析してどの周波数の音を出していたかをあてるクイズ形式．これがなかなか彼にうけて好評でした．それにすごい良い勉強にもなった．
ということで２時間半にわたるLectureが終了したのでした．その後研究室がしまる（午後７時）まで自分の解析をして家に帰ったのだけど，ものすごい疲れていて帰りの車もたった３０分なのにすごい長く感じたし，家に帰って夕食を食べた後はBTQ．

こちらに来て初めてクラリネットのリードを注文してみた．Tombo君はフランスの楽器を使っているが，生意気にドイツのマウスピースとリードを使っているので，フランス流が主流のアメリカではリードが非常に手に入りにくい．そこらの楽器屋ではまず扱っていないのだが，ネットでシカゴにある楽器屋が扱っているとの情報を得た．しかも通販もやっていたので４箱一気に注文してみた．SteuerというメーカーのSOLO２箱にBlueLineのAdvanceとS900を１箱ずつ．後者は今まで使ったこと無かったのだが，説明によるとオーストリアとドイツの両方のいいところを兼ね備えたリードらしく試しに買ってみた．値段はどれも１箱１０枚入りで２０ドル強．日本のときよりも安いかも．送料がかかるけど．
あと今度は譜面をネットで買う．BusoniとArnold，Copland，Weberを買う予定．〆て７０ドル弱．ますます生活が楽しくなってきた．

昨日の日記に書いた後輩君，Andrewに会った．てか，この人今までも会ったことあったし，話したこともあった．でも名前は知らなかっただけで，改めて挨拶をするのはちょっと恥ずかしかった．で，なんと彼は２ヶ月だけここGTRIでAhujaの手伝いをバイト感覚でやっているとのこと．彼の本業は音楽で，Bostonにあるバークレー音楽院の３年生だって．専門はComputer Musicらしい．バークレー音楽院といったら音楽ではジュリアードと並んで世界的に有名な学校ですよ．
で，今彼は夏休みで実家のあるアトランタに戻ってきているわけ．彼はどうやらAhujaの子供と一緒の高校を卒業し，そこでAhujaのことを知り，夏休み中暇だからバイトさせてもらっているらしい．今の彼の仕事はAhujaの資料整理．論文を全部PDF化したり，ジャーナルを整理して図書室を作ったりしていた．が，折角このようなすばらしい音響実験が出来る環境があるのだからと彼は一つテーマを思いついたらしい．そう，高級なギターと安いギターで科学的にどう音響が違うかを調べてみようかと．そんでもってそれをやらせてもらうには音響工学の知識と機器の使い方をマスターしなければならない．そこにTombo君という良い人材がいたので手伝いと共に実験をやらせてもらえということ．で今月中しか時間が無いのでそれまでに彼に音の基本からFFTを使いこなせるまでにしなければいけない．しかも彼は工学の基盤が無いのでどのくらいできるかまったくもって不明．あさってからTombo's Lectureが始まる．どうなることやら．
あと，今日Ahujaにあったらちょうどランチに行くというのでついていって，またまたおごってもらっちゃった！！Andrewについての話や先学期の研究の話，将来の就職の話などなどありがたいお話をたくさんして頂いた．彼は本当に面倒見が良くて助かる．彼からの日本についての質問で面白かったのは，日本ではどうやって住所を探すのかについて．彼が昔日本に行ったとき，全然住所が探せなくて困ったらしい．たしかにアメリカに比べると日本では家の表札を見ないとどの家か分からないなぁ．確かに外人には厳しいね．でもアメリカは逆に表札が無いから住所の番号を忘れると終わる．
店を出るときにレジ前にあった飴玉を買ってくれたのだけど，これまた超まずくてびっくり．砂糖の塊のようで口の中で溶けるというより崩れていきました．てか，こんなものを買ってくれるなんてかなり子ども扱いされているのかな．ま，かわいがられているというのはいいのだけど．

気を抜くとこうやって昼夜逆転にすぐ陥る．今日も寝たのが朝の６時半で起きたのが３時半．寝すぎという説もあるが，最近夢が面白くて，一度起きてもまた続きを見るためにもう一度寝てしまう．今日は文献調査をする予定だったのに．．．と思っていたらBossのAhujaからメールが．しかもHotmailアドレスに！！彼のパソコンには一体どのアドレスが登録されていることやら．普通教官から生徒に送るには学校のアドレスを使うのだけど．
で，内容は，なんとTombo君に後輩が出来たらしい．良く分からんが，どうやらTombo君の使っている機器をマスターしたいようで，ついでに研究を手伝ってくれるらしい．そんで機器の使い方を彼がマスターしたら，今度は彼のプロジェクトを一緒に見てみるという方針．ま，Ahujaのことだからこういう方針はすぐ変わるから実際に彼に会ってみないとなんともいえない．で，明日の午前中にAhujaに会いに行くことに．ふう，明日までに昼夜逆転直さないと．