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2005/Mar/31 (thu)  登場人物
2005/Mar/30 (wed)  さらに暑い
2005/Mar/29 (tue)  暑い
2005/Mar/28 (mon)  胃下垂
2005/Mar/27 (sun)  悪夢
2005/Mar/26 (sat)  パーティー
2005/Mar/25 (fri)  Stone Mountain, again
2005/Mar/21 (mon)  病院
2005/Mar/20 (sun)  バスケ
2005/Mar/19 (sat)  風邪
2005/Mar/18 (fri)  party
2005/Mar/14 (mon)  日本人会パーティー
2005/Mar/13 (sun)  準優勝
2005/Mar/12 (sat)  誕生日!!
2005/Mar/11 (fri)  バスケ
2005/Mar/09 (wed)  Figaro
2005/Mar/07 (mon)  昼夜逆転
2005/Mar/06 (sun)  Spivey Hall
2005/Mar/05 (sat)  勝利
2005/Mar/04 (fri)  車検


2005.Mar.31 (thu)  登場人物
特に書くことも無く研究ばかりをしているので,全然違うネタを.
去年の8月からTombo君の部屋から壁を隔てた向こう側(ルームメイトのBradCとは反対側)に日本人がいるというのは表札で分かっていたのだが,最近まで全く会ったことが無かった.その彼を2週間前の日本人会に呼んで以来,非常に意気投合し,非常に仲良くなった.名前はM君.日本の高校を卒業してすぐにテキサスの大学に入り,この前の8月からGTにトランスファーしてきたMEの学部3年生.でも今学期が終わったら一度日本に帰りインターンをするらしい.それもJETROを通して.JETROというのは普通外人が日本文化に触れに来たりするので利用するが,彼は日本人でそれを利用して日本でインターンをするらしい.まあ受け入れ企業がそれで良いと言ったのだからそれで良いのだろう.とにかく夢に向かってかなり夢中になっているようなので非常に輝いて見えるし,周りの日本人で自分より年下が今まで周りに皆無だったので少し先輩になった気がしてうれしい.

ここでついでにこの日記に登場する人物をまとめておくと,
Tombo: 本人.GLC(寮の名前)の2階に住んでいる.

Manabu: 同じGLCの2階に住む日本人.AEのGrad.この前の8月に入学.

M: 今日書いた人.GLCの2階に住むMEのUndergrad.この前の8月に編入.

Taiji: GLCの4階にすむ日本人.CSのUndergrad.去年の1月に編入.

BradA: ルームメイトのアメリカ人.Tombo君と同じ2003年8月に入学.MathのGrad.実はアメリカに来て彼との付き合いが一番長い.

Gene: ロシア人ルームメイト.去年の8月からMBAに入学.

BradC: 去年の8月から来たアメリカ人のルームメイト.ChemのGrad.

V: AEの同期の中国人.でもベネゼエラ生まれアメリカ育ち.この春一緒に卒業予定.

D: Vの弟.

King: AEの日本人.去年の8月に入学.Manabuと同期.

Y: Tombo君と同期だったAEの日本人.この前の12月に卒業.

Aki: AEの日本人卒業生.Atlanta近郊で働いていらっしゃる.

Ahuja: Tombo君の教授.信じられないくらい親切でやさしい人.

他にもいるけど,最近登場しているのはこのくらいではないかと...いつかどこかでもう一度まとめておきます.
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2005.Mar.30 (wed)  さらに暑い
朝8時の授業に行くときはまだ8度しかなくてジャンパーを羽織っていったのに,午後27度まで上がった.湿気も少なくとても気持ちが良かったので寮の中庭のBBQ用の机の上で勉強をしてみた.他にも同じことを考えた人が一人いて机をシェアした.
現在深夜0時.まだ21度ある.桜も満開.非常に気持ちが良く,研究も進む.はず.
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2005.Mar.29 (tue)  暑い
先日のお客さんが帰った直後からATLは怒涛の雷雨.昨日なんて最高9度くらいしかない寒い天気だった.が,今日は打って変わって晴れ.25度くらいまで上がった.日中はTシャツで図書館まで行ってしまった.そんでもって夜は日本人のKingとジョギングをすることに.しかーし,先週痛めた胸がまだ治っていなくて,走り始めてすぐに息切れ.全く足とかは問題ないし,体力的にも問題ないのにとにかく胸の裏の背筋の上のほうが痛み,心臓が締め付けられるようで道半ばでリタイア.うーん,もうしばらくジョギングはお預けにしよう.
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2005.Mar.28 (mon)  胃下垂
どうやら胃下垂のようだ.大学は行った頃からずーーーと疑問だった食後のさまざまな症状が胃下垂の症状と全て合致することを今日発見した.で,胃下垂はどうすれば治るのかといえば,重度で無い限り腹筋を鍛えればいいらしい.ようは腹圧をあげて内臓を締め付け,これによって胃を上に押し上げるらしい.女性が妊娠すると胃下垂が直ることがあるというのも納得がいく.ということで今日から毎日腹筋をすることに.また胃下垂による精神的ダメージというのもあるようで,腹筋を鍛えることによって,腹筋がつき,胃下垂も解消し,悪夢も一緒に消え去るというトリプルな効果をひそかに期待している.
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2005.Mar.27 (sun)  悪夢
最近悪夢にうなされている.例えば昨日見たのは,夢の中で運転をしていてちょっと無理なUターンをしたときに反対車線の車と正面衝突をしてしまうというものだった.でもって,ここで起きてしまう.深夜12時に寝たのに4時におきてしまったのだ.頭がさえてしまったので,ざっとレポートの計画を練ってからまた寝る.すると今度は悪夢というほどではないのだが,また変な夢を見た.Figaroの結婚のオペラを友人4人と見に行ったのだが,何故か友人とは違う席で一人で見ている.そしてその友人の中にはTombo君があまり好きでない,というよりは嫌いな友人も含まれている(嫌いな人を友人と呼ぶかはここではおいておく).この状態でさえ気分が悪いのに,さらにこのオペラ,なんかFigaroという人が出てくるだけのまったくの子供の学芸会.ストーリーがぶっ飛んでいるところがMozartのオペラっぽく,また子役もなかなか上手いのだが,Figaroの結婚を見ようと思っていったTombo君は非常にがっかり.でも周りの人はすごい拍手を送っているのでそのテンションの違いで余計にがっくり.精神的な疲労がたまってきた.そんな感じで夜が明けて眼が覚めた.まあこの手の夢をここ数日見続けている.今日は忘れないうちに起きて朝食を食べるよりも前にこれを書いているが,おとといより前のがどんなのだったかはさすがにもう思い出せない.この悪夢,夜起きてしまう,の連続で最近精神的に非常に疲れている.一体全体どうしてしまったのだろうか.
しかし,興味深いのは先述のようなハチャメチャFigaroのストーリーは自分の脳が作り出したストーリーであるということ.つまり,こういう悪夢,自分の嫌なストーリーというものを自分でわざわざ作り出しているわけである.自業自得というわけだ.ということは人間はこの悪夢を見るということによって,寝ている間に何か生産性のあることを行っているのだろうか.今のところストレスをためる以外の何物でもないのだが.まあ研究の進み具合がよろしくないというのがひとつの問題の種であることは間違いないのだが.
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2005.Mar.26 (sat)  パーティー
彼女らは今日はTombo君が紹介したGTの日本人2人とアトランタ市内観光をしに行ったので,Tombo君は家でお勉強.しっかし,今晩彼女らをお囲みして日本人7人でパーティーをすることになったので,その下準備で気が散りまくる.それに研究とレポートをどっちをやるかがどっちつかずの状態で進めていたので,これまた効率が悪かった.そうこうしているうちにみんなが帰ってきて,パーティー開始.散らし寿司,お赤飯,サラダ,野菜炒め,おひたしなど日本食をみんなで作って食べた.せっかくだからGeorgia物も加えようと思い,アトランタの地ビールであるSweetWaterを飲んだ.そしてデザートにはMさんが持ってきてくれた羊羹を頂いた.Tombo君はむかーし小学生のときに水羊羹には嫌な思い出があったのだが,今日の羊羹は非常においしかった.むかし赤飯の豆だけ残して食べていたのが食べれるようになったように,少し大人の味覚になったのかな.
明日の早朝Mさんたちはフロリダに飛ぶので夜は10時半くらいにお開き.久しぶりにMさんにあってオケの話が出来たのは,周りにオケについて熱く語れる人がいないし詳しい人もいないだけあって,非常に楽しかった.
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2005.Mar.25 (fri)  Stone Mountain, again
Harvardのデザインスクールに留学している東大オケのFlの先輩Mがその友人(こちらもM)をつれてSpringBreakを利用してアトランタに観光にいらした.で,今日はアトランタの名物Stone Mountain観光.本当は明日の土曜日の夜に行ってレーザーショーを見たかったのだが天気予報が嵐と言っていたのでしょうがなく今日に変更.Tombo君はこれでStoneMountainは3度目である.しかもちょうど1ヶ月前にも行った.しかし一度もまだレーザーショーは見ていないのである.うーん,なんともアンラッキー.でも基本的に人を案内するのとかは非常に好きな性分なので今日も皆様が楽しんでくれる用に配慮したつもりではある.前回と違い山の頂上まで行くスカイリフトは走っていたのだが,お金が無駄にかかるのでやっぱり徒歩で登山をした.今回は時間を計ったら登りが30分,下りが20分であった.このくらいならやはり歩いた方がいいかもな.
夜は彼女らが泊まっているモーテルの近くの中華料理屋で夕食.ここは先週日本人会のパーティーで使ったところでもあり,幹事をやっていたTombo君は覚えられていて,今日のサービスはよかった.そんなこんなで一日が終わってしまった.やばい.宿題のレポートがまだ終わってなーい.
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2005.Mar.21 (mon)  病院
熱もほとんど無いくらいくらいになったのだが,相変わらず胸のあたりが非常に痛くて,大きく息を吸うことさえ出来ないので学校のヘルスセンターに行ってきた.で,わざわざ胸部X線までとってくれたのだが異常はなし.まあ時間がたてば何とかなるだろうから安静にしていなさいとのこと.そしてNAPROXENという薬をくれたのだが,これは一体何に効くのだ?痛み止めのような説明をしていたが,全く痛みは引かないのですが...
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2005.Mar.20 (sun)  バスケ
この前の金曜日からバスケの全米トーナメントが始まり,GTは余裕で1回戦を突破し32チームに残ったのだが,今日は22点差もつけられて負けてしまった.まったくリバウンドが取れないのと,3ptシュートが全く入らない.そして相手にはガルシアという来期からNBA入りする選手がいて,彼がガシガシ入れまくった.なんか圧倒的な負け方だったので諦めるしかない.残念.しかし,今年のトーナメント,下位チームが上位チームを負かすというどんでん返しの連続でかなり面白いことになっている.昨年の1位のUCONNも今日負けたし,2位のGTも今日負けた.そしてGTがシーズン中良く負けたWakeForestも1回戦で消えた.世の中,大変なことになっている.
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2005.Mar.19 (sat)  風邪
昨晩酔っ払って帰って来たときに,部屋の温度をBradCが18度にして冷房をがんがんかけていたせいで今朝起きたら風邪を引いていた.熱が38度弱で咳は無く食欲は旺盛なのだが,体中が重度の筋肉痛のように痛い.背筋も非常に痛いので起き上がることも出来なくて,床に転がり落ちるようにしないと駄目.とにかく今日はうどんを食ってゆっくりしようと思う.
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2005.Mar.18 (fri)  party
今日は久々にGT日本人会のパーティーがあった.今回はTombo君も幹事として働いたのだが,アトランタ領事館から領事夫妻もいらしたりGTの卒業生や社会人の方も多く見えて,企画者としてもとても満足のいくものが開催できた.2次会はAKIさんというGTのAEの卒業生のおうちでGTのバスケの試合を観戦しながら飲みまくった.ここに来ていた人でなんと東京での地元が一緒の姉妹に遭遇しびっくり.小学校は区域ぎりぎりで違うものの,家はかなり近くて話が非常に良くあった.こんなところで会うとは...
なんとも実りの多い会で満足!満足!
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2005.Mar.14 (mon)  日本人会パーティー
今日はこれといって書くことが無いので日本人会のパーティーの宣伝を.アトランタ近辺にお住まいの方でGTに興味のある方,日本人と久しぶりに飲みたい方,どうぞ参加してください.

3月18日(金) 夜7時〜
場所:14th St.のChinese Buddha.分からない方は午後6時45分にGLCロビーに集合.
予算:15〜20ドル
Note:出欠の確認が必要です.Tombo君までメールください.
参照:GT日本人会のWebsite

Informalな2次会(予定されてないけど)
3月18日(金) 夜10時くらい〜
場所:どっか(GLCでもいい)
予算:5〜10ドル
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2005.Mar.13 (sun)  準優勝
今日はずいぶんぐっすり寝て,起きたら正午だった.で1時からはバスケの決勝.GT対Duke.いつもの因縁の対決.といっても最近GTはDukeに勝っていない.試合はさすがに3日連ちゃんで疲れていたのかお互い全然点が入らず.初めの10分で4−8でDukeがリード.しかしDukeがじわじわ突き放し最大で13点差まで開いた.でも残り3分で1点差まで詰め寄った.しかーし,いつもの通りGTはファールが多く,退場者を出してしまい,結局5点差で負けました.準優勝.でもなかなか興奮させてくれるゲームでよかった.来週はNCAAこと全米でのトーナメントが始まる.この通り,アメリカでは3月は毎年バスケのトーナメントだらけで学生がそれに夢中になりすぎるので,March Madnessと呼ばれている.去年Undergradの授業を受けたとき,その授業が午後6時まである授業だったで先生が「今日はバスケの試合だからみんな来ないねぇ」といっていたり,「今日はバスケの試合だから早く終わりにしよう」とかいってしまうほどの熱狂振りであった.Tombo君にとってもGTバスケを見るのは最後のシーズンなので,全試合きちんと観戦しておきたい.
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2005.Mar.12 (sat)  誕生日!!
昨日昼夜全く逆転の生活をしてしまった上,夜中になって研究が進みだしのでそのまま朝までそれを続け,同じく生活が狂っているManabuと朝の6時からKrogerへ週末の買出しへ.その後午前中は彼の宿題のお手伝いをずーと1時まで続けてやり,1時半からはバスケの試合.今日の相手は強豪UNC.しかし,GTが非常にうまく試合を進め,3ポイントシュートも入りまくり,3点差で勝利!!シーズン中にも大敗した相手に大一番で勝利.本当にすごかった.明日の決勝は天才Redick率いるDukeと対戦.またもや強豪である.しかし今のGTには勢いがあるのでいけるかも.
試合後はまたもやずーっと研究.じつはちょっと計画が遅れていて焦っているのだ.でも今日かなり進んだのでじっくり寝ようと思う.

あ,そうそう今日はTombo君の誕生日でした.年齢はいまだ四捨五入して20才です.パーティーはしないものの,ルームメイトのBradCが誕生日カードをくれた.いい奴だ.他にも色々とメッセージをくれた方々,ありがとう!!誕生日プレゼントはGTバスケチームがいい試合をしてくれたのでよしとする.

ちなみに昨日の犯人はさらに民家で一人射殺した後,つかまったらしい.
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2005.Mar.11 (fri)  バスケ
今日からACCというGTが所属するカンファレンスのバスケのトーナメントが始まった.正確には下位チームが昨日から始めていたが,GTは今日の準々決勝から.GTはACCで5位.相手は4位のVirginiaTech(VT).試合は金曜の真昼間からだったので見なかったが19点差でGTの勝利.シーズン中はVTに負けたのだがトーナメントになると何故かGTは強い.明日はACC1位のUniversity of North Carolina(UNC)と対戦する.

アトランタの裁判所で起訴された人が近くにいた警官から銃を奪い,裁判官,書記,警察を銃殺して逃走しているらしい.さすがは犯罪都市アトランタである.緑のHondaで逃げいてるとのこと.白でなくて良かった.こんなのすぐにつかまると思いきや今日はつかまりませんでした.まったくヘリでハイウェイのスピード違反を捕まえているくらいなら,こういうところでがんばって欲しい.まあ,犯人もいつか疲れて出てくるでしょう.
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2005.Mar.09 (wed)  Figaro
先学期に買っておいたMozartのオペラ「フィガロの結婚」の公演が学校であった.学校のホールは何度も今まで書いている通り,音響などが良くないホールとしては質の悪い部類なのであんまり期待していなかったのだが,なんと今日の公演は本物のオケ付ですばらしかった.フィガロの結婚自体初めて最初から通してみるオペラだったで昨日からネットで予習をしていたのだがストーリーのハチャメチャ劇になかなか理解できなかった.でも本番は英語の字幕が出ていたし,周りのお客さんと一緒に爆笑したりととても楽しめた.今日はVの弟のDと一緒に行ったのだが,彼とも非常に気が合うので楽しめた.Figaro役とCherubino役が非常に上手くアリアなども非常に良かった.やはりオペラはライブに限るな.
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2005.Mar.07 (mon)  昼夜逆転
昨晩はManabuに教えてもらった2chの電車男というドラマのような実話をネット上で読んでいたらあっという間に0時になり,さらに深夜2時頃にルームメイトのGeneに所用で学内を車で送ってやったりしていたら,徹夜をすることに.そう,今日の朝の8時に提出の宿題が終わっていなかったのだった.ずっと前にコードは書き終わっていたのだが,結果に対するコメントを書かないといけないのでそれを大急ぎでやり,朝の7時40分に完成.てか終わらせた.もっとやりたいことはあったのだが,頭が働かなくなってきたし,コメントの英語がだんだん口語チックになってきたので,もういいやってことで.まあ最低限のことはやったし,自分でやるべきことは理解しているからOKでしょう.
授業中も非常に眠くて全然内容が入ってこない.あてられないことだけを祈ってた.で,授業後は爆睡.起きたら午後4時半でした.また昼夜逆転の生活が始まってしまったかも.
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2005.Mar.06 (sun)  Spivey Hall
今日は念願のSpivey Hallに行ってきた.ここは音響学の先生が誰でも認める世界屈指の音響学的に優れたホール.音響学を駆使して1991年にClayton State Collegeというアトランタから15マイルほど南に行ったところにある大学内に造ったキャパ400くらいの小ホール.内装はさすがに新しくすばらしいが,いたるところに音響学の授業で習ったような処理が施されていて,周りの人とは違うところばかり見てニヤニヤしていたので全く怪しい人だったかもしれない.そもそも周りの客は常連ばかりでみんな顔見知りみたいな感じのジジババ.若い人も数人いたがおそらくこの大学の学生であろう.それ以外は本当にハイソなジジババばっかり.それも60は余裕で越えている.そして黒人はゼロ.ここは本当にジョージアですか?と疑いたくなるひと時でした.
今日のプログラムはASOの首席奏者によるブラームスのCL5重奏とメシアンの「世の終わりための4重奏曲」.ということで前半にPfの人が暇なのでソロでなんか1曲一番初めに弾いてくれた(曲名わからんけどおそらくショパン)のだが,もうこのホールの音響の良さにうっとり.まるで自分がPfを弾いているかのように音が目の前で鳴っている.低音から高音までまったく濁らずにストレートに聞こえてくる.ここで少し音響学的な側面を書いておくと,このホールはまず天井が高いのに2階席は設けないという贅沢なつくりで音の吸収を抑えている.さらにホールは山肌にあり入り口は2階で階段を下りて1階の客席に行く.つまりホールの1階部分の壁は全て山の中に埋もれているので壁は完全に剛体と化している.そして天井は東京のタケミツメモリアルホールのように三角屋根である.ここまではほとんど反射が多いということばかり書いたが,最後の決め手は音の吸収剤.これが無いとタケミツメモリアルが大失敗したホールであるように,ワンワン響くだけのホールになってしまう.で,このホールでは2階部分の側面が多くのカーテンで覆われていて,しかもそのカーテンを演奏会によって微妙に開閉具合を調整するという.これらがうまく機能してこの優れた音場を作り上げているようだ.
さて2曲目は待ちに待ったブラームス.感想...CL,音間違えすぎです...弦楽器,もう少しあわせの時間をとってから本番を迎えましょう.といったところ.まあこの曲は室内楽の中でも最難であることは承知だけど,プロとしてはもう少しがんばって欲しかった.ただやはりこのホールの音響はすばらしく,4楽章のVcのピッチカートが続くところなんかはもう自分でボロロンとやっているようだった.(って,Vc弾けないけど)
ここで15分くらいの休憩になったのだが,ホワイエに出てみたらなんとジュースのサービスが.周り中のジジババ(本当に背中がひん曲がってしまったような人が多い)もみんなコーラやスプライトを頂いている姿がなんともアメリカっぽくてよかった.そしてみんなジュースをもって庭に出て行くのでついていくと,なんともすばらしい湖が後ろに広がっているではありませんか.それにそこには白鳥が2羽優雅に泳いでしまっている.まさに白鳥湖.天気が良い日曜のマチネーってすばらしいね.
後半はメシアン.今までこの曲を通して真剣に聞いたことは無かったので数日前から予習をしておいた甲斐があり,大いに楽しめた.3曲目はCLのドソロで,途中ppから吹き始めるところが何回かあるのだが,このホールでは音が出る前の楽器に息が入っていく音までが聞こえてしまい,鳥肌が立った.5曲目のVcとPfのデュエットの最後ではVcのppでのフラジオが,まるで芥川の「くもの糸」のように音の糸が天上に上っていくように見えた.それがまたこの神がかった曲の雰囲気とあっていてすばらしかった.
とにかく最初から最後までこのホールのすばらしさに魅せられ,非常に心地よい日曜日を堪能したのでした.
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2005.Mar.05 (sat)  勝利
今日は全米トーナメント前の最後の地区大会の試合だった.これ大学バスケの話.この最後の試合はホームだったので見に行こうかとも思ったけど,寝坊した.でTV観戦.相手は以前も勝ったクレムソン.で,今日もちょっと危なかったけど勝って,無事トーナメントに進出決定.ここまでの成績は去年よりも悪いけど,去年あれで全米2位になったのだから,今回もベスト4までは行って欲しい.
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2005.Mar.04 (fri)  車検
誕生日が近いので車検の手続きをした.アトランタでは毎年排ガス規定に準じるように排気ガスのテストをしなくてはいけない.Tombo君の乗っている日本車がこれに引っかかるわけが無いのだが,毎年25ドル払って5分で終わる試験を受けるのは全く面倒である.ただこっちの車検は本当にこれだけである.別にタイヤ周りがどうであろうが車検は通るのである.でも,今日は検査場でただでブレーキも見てくれるというから頼んでみたらパッドを交換しろと.ということで全部新しいのに160ドルくらい(パッド代金+人件費+税金全部込み)で交換してもらった.なんかついでに無料で後ろのタイヤのブレーキも調整してくれたみたいで,サイドブレーキが非常に強い.タイヤは新品同様だし,ブレーキも新調したのでこれで足回りはほぼ完璧か.
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