Tombo君がこちらに来てからカルチャーショックを受けたこと，知っておけば良かったことをここに書いておきますので，読者の方は余裕を持ってアメリカに来ましょう．

• 飛行機の着陸前に飛行機内でトイレに行っておくこと．ついてから空港で行くと，入国審査前に長蛇の列に並ばされるか，審査が終わるまでいけない．
• 個室のトイレは扉がないことがあり，待っている人とにらめっこすることがある．
• 扉があっても隙間が非常に開いており，あちら側から見ようと思えば見えてしまう．
• 個室の側面の壁もひざ下くらいまで空いている．
• 個室は日本のものよりも狭いことが多い．
• トイレにふたはなく，その代わり便座シートがおいてあることが多い．
• 紙はでっかいロール紙が壁についているが，適当な長さに切るには思い切り良くギザギザのカッターに紙を当てないといけない．
• 自動水洗トイレ（センサー式）が流れないときは，初めてだとこれがボタンだとは思わないが，センサーの近くにあるでっぱりをとりあえず押すこと．
• アメリカ人は石鹸を使って手を洗う．くれぐれも日本人男性は手を洗わずにトイレをでないこと．
• 外人の背が高くても怖がらない．そういう人種なのである．
• 入国審査官がとても不機嫌そうでも気にしない．
• 基本的にアメリカのサービス業は笑顔が少ない．感じが悪くてもそれがアメリカン・スタンダードだと思って気にしない．
• 空港から市街地までなど料金が決まっているタクシーにはチップはいらない． あげたければあげてもいいが．
• もはや常識であるが，車は右側を走る．そして信号が赤でも右折はOK．
• １泊１００ドル以下のホテルでは普通荷物は自分で部屋まで運ぶ．
• チップは基本的には料金の１５％．よって総額を７で割るのが簡単なチップの計算方法．より良いサービスを受けたら６で割る．
• 夏時間では夜の８時頃まで日は沈まない．そして朝の７時はまだ暗い．
• ダイナーなどのレストランではアメリカ人でも食いきれないほどの料理を盛って来るが，これは残してOK．アメリカ人は満足するまで食べたいので，日本人が食べ切れるくらいの量では満足できない人がでてきて，こっちの方が問題なのである．また，残してしまったらお持ち帰り用のBoxを頼めばテイクアウトが出来る．学生が行くようなお店では大抵可能なのでこれを使わない手はない．
• ソフトドリンクは基本的に飲み放題．おかわりは勝手に注ぎに来る．ただし，甘い飲み物はとことん甘く，炭酸飲料は日本のより炭酸がきつい．
• 英語がしゃべれないということを相手に示すと，とたんに馬鹿にされたような目で見られる．通じなくても，「お前，俺の英語が分からんのか〜」というくらいの気迫でしゃべるべし．
• 英語をしゃべるとき細かいDoesやDoなどという文法は気にする必要なし．その間違いを気にするよりも，文を完結させた方が相手には通じる．こんな間違いは日本語の「私は」と「私が」の違いより些細なこと．